幼き子

「空の上の皆に届け」の掲示板でマリーさんが、『抱く者』という動画を紹介して下さいました

http://www.youtube.com/watch?v=7YyH-DWPBTU

そして、偶然、私は、こんな動画を見つけました

「ある男の子」

http://www.youtube.com/watch?v=XK9XL_ggf8c&feature=endscreen



昨夜、涙が溢れてとまりませんでした

そして、幼き日の出来事を想い出しました

息子が通っていた保育園は、田舎の小さな保育園で園児も少なくて

たぶんそれでか、障害のある子ども達をたくさん受け入れていました

耳が聞こえない子、しゃべれない子、歩くことがままならない子、自閉症だった子




雪が降り出したある日、午後、園庭には、雪が積もりはじめ、

園児は皆、外でワイワイと

雪合戦をしたり、雪だるま作ったり、走り回って大騒ぎです

でも、一人の女の子は、障害があって走ることができません 

歩くこともままなりません

そんな時、年中さんだけれど体のでかい息子が、大きなそりを持ってきて、

その女の子に靴を履かせ、そりに座らせて… 

「わ~~~!」って叫びながら、そりを引っ張って、園庭を走り回り、

皆の遊びの輪の中に入っていったそうです 

園長先生や保母さん達は、言葉がうまくしゃべれないその女の子が、

何とも言えない喜びの叫び声をあげていたと、お迎えの時、涙目で話してくれました

嬉しいと噛む癖のあるその女の子に息子は、いっぱい噛まれた跡がありました

お迎えの時、保母さんは、歯形がいっぱいついた息子の腕をさすりながら…

私に、目を離したすきの出来事ですみません、すみませんと何度も言われました

ふと、その先生を見ると、先生のあちこちにも歯形がいっぱい…


車に乗って帰る時、息子に聞いてみました

「痛かった?」って (瞬間、痛みで泣いたらしいので…)

「うん、でもね、○○ちゃんは、嬉しくて噛んだんだからいい!

 だって、笑うとほんと可愛いんだよ!」って

それを聞いて、子供ってすごいね!って驚きました


「お母さん、耳が聞こえない○○ちゃんはね、

 後ろから声をかけちゃいけないんだよ、

 ちゃんとお顔の前に行って、

 ○○ちゃんのお顔をみてお話しなきゃいけないんだよ」

「そしてね、○○ちゃん(自閉症の子で急にどこかへ走り出してしまうことが)はね、

 すごく頭がいいんだよ、でも急にどこかへいっちゃうからねその時は、

 皆で、こっちだよって、教えてあげて一緒に遊ぶんだよ」

そんなふうに話してくれました

皆が皆、どの子もそうしていました



あの、保母さんの体にもいっぱいの歯形を見た時

ほんとうにその女の子もそうだけど、皆、その保母さんが大好きなんだろうな…と

こんな素直な優しい心に育てて下さってと、感謝の思いでいっぱいでした



息子が、中学になって、保父になりたいと言ったのは、きっと

こんな温かい思い出がいっぱいだったからだろうということは言うまでもありません



大学に入って、実習を重ね…

園児と接する毎日は、とても大変だけれど、園児達はとても可愛くて

その様子を話してくれる時は、ほんとうに楽しそうで嬉しそうでした




でも…

卒業ももうじきという時

「母さん、子供が好きというだけで、できる仕事ではないんだわ」と



子供が好きっていう気持ちが一番大切な仕事だと、単純に思う私があまいのか…


その後、息子の固い決心は、変わることはなく、違う仕事につくことに決まりました


でも、やっぱり私には、

今でも、

園庭で園児らと一緒に遊び走りまわっている息子の姿が浮かびます




昨夜見た動画から、

  ずっとずっと私は深く…深く…

    息子への思いを辿っていました
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天使

優しいね

目の前の友達のために 一生懸命の姿

友達の喜びが 自分の喜び

素直で健気な 様子

読むたびに いろいろな場面が琴線に触れます

純粋で天使のような息子さん
soraさん ありがとう
〇〇くん 大事なものを思い出させてくれて ありがとう


みんなみんな 
純粋な存在となって 空の上から温かい想いをふりまいてくれてるような気がします

子供の心

当時の子供たち、息子に限らず、みんなそうだった。。。

大人たちは、うまく一緒にやっていけるだろうかと思っていたけれど、そう思うのは、大人だけ?

子供たちは、自然体だった それがすごいと思ったし、その時巡りあった保母さん達が、いつもほんとうに温かかった。。。

子供たちの心をまっすぐに育てて下さった

その保母さん方も素晴らしい

大人になった息子の心にもしっかり刻まれていたのでしょう。。。

ありがとう○○くん

お話聞かせてくれて
ありがとうございます。

ありがとう○○くん。

それしか言えない。

ありがとう。

こちらこそ

ついつい、引き出されてきた幼き日の出来事を読んでもらって
ありがとうです

子供の時の心、そのまま大人になってしまったような息子は、結局大人社会に出ることのない人生でした。。。
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