今の私

先日、仕事の合間、ある方といろいろな話で盛り上がっていました

仕事の話や、家事の話、

そうすると、どうしても家族の話にもなります

「こどもさんは?」

「今、どうされてるの?」

娘の話をさらりとして話をいつも先に流しますが

「娘さんのほかに子どもさんはいないの?」


その方は、とても優しい素敵な方なんですよね

私も大好きな人なんです

だから、どう伝えようか…と、以前の私なら、少し考えてしまいます


ところが、その時の私は、テンションそのまま笑ったままで

「息子がいましたが、死んでしまったんです」

「とっても残念なんですけどね」と

笑った顔のまま、伝えたので、そのことの方が驚かれたようでした

「子どもが死んでしまうなんて…そんな辛いこと…

 とても考えられない…」

いつ?って聞かれた時には、

「大学生の時にね。まあ、最近といえば、最近、ずっと前といえば前かな?」と


その方の顔の方が、こわばって涙が潤んでました


仕事が終わって帰る時、いろいろその時の私のことを考えていました

息子が亡くなってから…

はじめたピアノ… 再開したテニス… 絵(PC)…

周囲からすれば、時々私の生き方に驚きの声をいただく

“すごく”元気になったんだね…と。。。



でも、私の中で

悲しみが減ったわけじゃない

辛さが減ったわけじゃない

涙がこぼれなくなったわけじゃない


ただ… あの先の見えない日々をただひたすら過ごした後、

その時までの私の心は、一度死んでしまったのかもしれない


今の私は、むこうにいる息子をもつ母として復活しんたんだ… きっと

そして、なにも怖いものがなくなってしまった

(子どもを亡くしたあの思い… それを経験したんだもんね)

日々、たくさんのきづきをもらって、たくさんの力ももらって、

まだまだの私ではあるけれど



そんな時に、高校の時の友人の言葉がまた…浮かんだ…

年に何度も会う会の中で

「俺達、この年になって、何にもないわけがない

 皆、それぞれに辛いこと、いっぱいあるんだぜ

 でも、皆、笑ってるんだよ

 俺みたいにチャラチャラしてさぁ」


その何度かあとの会で、

さらにまた私の知らなかった彼の深い悲しみの訳を知った

彼は変わらず笑顔のまま、私に話してくれた


そうだからか、そうでないのか、よくわからないけれど

私もふつうに笑って話せた

けっしてそう話すことが辛くも悲しくもまた、無理もしていなかった

意外だったけれど、それが、「今の私」なんだ。。。


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続きの話

前回、「こどもさんは?」って聞かれた時の話を書きました

一週間経っての今日、朝一番でその方がみえました

私を手招きで部屋の隅に呼んで、これ差し入れ!と果物をくださった後に、

もうひとつの紙袋から本を出されて…

「この本知ってる?信じられない内容かもしれないけれど、

 私は、この本のお陰で救われたから、どうかなと思って…」と言われ

差し出されたのは、飯田史彦さんの「生きがいの創造」でした

book002.jpg


私が子どもを亡くしたということを知って、いてもたってもいられなかったようです

なぜなら、その方も辛い思いをされていたからです

ご主人様を亡くされて、深い悲しみとともに、いろいろな問題を抱えての生活は

どんなにか大変だったかと… お話をお聞きして次に出る言葉がありませんでした

今は、やっと穏やかな生活をされてみえますが、

いまだに心が大きく揺れ動く時があって

そんな時は、また本を読んで、自分の心を立て直し修正しての繰り返し

だから、何度も何度も読んでるのよと話されました




日が浅い頃は、私もすがる思いでいろいろな本を読みました

精神世界の本、スピリチュアルなもの、数知れません

その中に、飯田史彦さんの本もあります

こちらで講演があった時には、娘も連れて行ってきました

当時、娘も心が立ち直れない状態でしたしね。。。

(最近では、さすがに、その部類の本を読むことはなくなってきましたが)



その方に、読んで知っていますよと伝えると、

なんだかとっても安心された顔をされて

その話の流れからか

ご主人様が亡くなられた後に体験された不思議なお話もして下さいました

きっと誰も信じてくれないから話したことはないけれど…と言って。。。




いつ会っても、辛さも悲しみもかけらも見せない方だから、笑って私に、

「私、死んだら、主人を探してとっちめてやるんだ~」なんて言ってみえましたが

ほんとうの思いは、そのまったく真逆で

亡くなった後のご主人様の気持ちをじゅうぶんに感じとってみえてるからこその

言葉なんだと感じました



家に帰って、部屋の本棚の奥の方に片付けた、飯田史彦さんの本を3冊

引っ張り出してきました

久しぶりに読んでみようかな…と思って



しかし、読みながら、飯田史彦さんの顔ではなくて、その方の顔を

常に思い浮かべてしまうだろうなぁ…  



ほんとうに心の温かい方です

年のせいか? 涙もろい私は、仕事帰り、運転しながら、

その方のことを思い出して、また、涙が滲んでしまいました

心の中を、温かい思いでいっぱいにして頂いて

ほんと、感謝の一日でした




4年と10回目

また、暑さがぶり返してきた感じです

今日は、仕事がお休みの日だけれど、

朝一番でお墓参りに出かけました

お花を入れ替えて… と、もう、汗だくです



今日は、その足で美容院に出かけました

時間がかかるので、例の飯田史彦さんの「生きがいの創造」の本を

持参していきました

読んでいるうちに、断片的な記憶が繋がっていきました

そう、この本は、自殺された方のことが多く書かれています

どんどん読み深めていくうちに、また、涙が…

ここでですか? まずいよね。。と自分に言い聞かせながら

大半は、読んでしまい、続きは家で最後まで読み終えました


きっと、当時の私も心救われた本のひとつだったんだと

今日、この日に読めたことで、今一度心に刻まれた気がしました


いつも私が感じていること、そのままでいいんだよね

映画

仕事がお休みの今日、いつもより少し早めに活動開始して

映画を見てきました

「少年H」も上映されてましたが、これは、最近、本で読み終えたばかりなので

今日は、「風立ちぬ」を見てきました

どのシーンも描画がとてもきれいでつい見とれてしまいます

できればどのシーンも

ずっと見続けて、ずっと眺め続けていたい気分でした

(それじゃあ… 話がすすめないか。。。)



最近、読んだ本で号泣してしまった「永遠の0」 そして「少年H」

今日見た「風立ちぬ」

時代背景は、同じ時。。。

それぞれから感じること、気づかされることがたくさん


「生きる」ということを考えさせられました


最後のシーンで私の大好きな『ひこうき雲』(荒井由美さん)が流れてきた時は

映画の内容と重なる思いに思わず涙がこぼれました


いいお休みの日となりました。。。

大阪

今朝は、仕事へむかう前にお墓参りに行きました

玄関先でお花の準備をしていると、主人が、

「あれ?今日は、月命日じゃないよね。なに?お墓参りに行くの?」と聞く

「お彼岸だけど」というと… 「あぁ… お彼岸ね」と小さな返事が戻ってくる

思いはそれぞれだから、取り立てて何も思わないふつうの会話

日が浅い頃は、この気持ちの温度差は、なんだろうと思ったけれど

たとえ、それが夫婦であっても、息子の親であるという同じ立ち位置であっても

ひとりひとりの心の在り方は違うのだと気づいてからは、自分の心がほんとに軽い



来月、ちょっと私用で大阪に行くことになりました

大阪。。。

このブログにも何度か書いた気がするけど

息子が大好きでした

友達と大阪に旅行に出かけた時

 楽しかった話をいっぱい聞かされたゎ。。。

ひとりで大阪で行われるライブに出かけた時

学生で金欠病だから新幹線は使わずに・・・

そうしたなかでのはらはらだけど楽しかった話

 こちらまではらはらした思いで聞かされたゎ。。。


大阪っていうと、次々にそんな話が限りなく浮かんでくる

息子が亡くなってから、大阪へは数回しか行ったことがないけれど

大阪へむかう途中

大阪へ降り立った時

心の中に何ともいえない思いがひろがるんだよね

息子はここが好きだったんだよね・・・みたいな思いとともに



まだ、もうちょっと先のことなのに、今から心がわくわくしています

息子が大好きだった大阪へ行くことに

本 「俺たちの戦争」

この間、コメント欄でりらっくままさんから紹介してもらった本

「俺たちの戦争」を読み終えました


いつも、仕事の休憩時間や寝る前に本を読みます

仕事のあった日は、寝る前に読み始めても強い眠気が襲ってきて

なかなか読み進めることができませんけれど、昨夜(今朝?)は、

1時半頃から読み始めたのに、後半にさしかかってきたせいか

眠気が吹っ飛んでしまいました

読み終えた頃は、もう窓の外が明るくなっていました

いくら休みと言え、睡眠不足だゎ…とベットに横になったのに

新聞配達のバイクの音や、また本の話の余韻が心の中でざわざわして

目が冴えてしまってなかなか寝付けない




目を閉じて… 次に目が覚めた時、(本の話を勝手に繋げてる)

10年、15年前だったらいいのになぁ

そしたら、確実に息子に会える

そしたら、今度こそ、ぜったいに離さないのに

ぼんやりした頭が、かなり本の話から飛躍したことを考えていた

そうこうしてるうちに眠りにつけたようで…

遅い朝… 目が覚めたら、いつもの風景


眠ってる間にもきっと、そんなことをいっぱい思ってた気がする

まだまだ、心の中にあきらめきれない思いがあるんだよね


本からどんどん話がそれましたが、とっても考えさせられるお話でした

今、この物にあふれた、恵まれた時代が、ほんとうはどうなんだろうか… と。。。








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