赤玉ねぎ

我が家は、いつもたくさんの野菜が届けられます

ちょっと前、その中に、赤い玉ねぎがありました

夕食の一品にスライスしてサラダを作りました

食事の時、皿に取りサラダを食べた主人が、

「赤玉ねぎか… ○○(主人のお父さんのこと)を思い出すなぁ… 」と

言いながら食べていました



事情があって主人は、思春期の頃から、

お父さんと一緒には生活はしていません

お仕事を辞められてからは、野菜を作ってはよく届けてくれました


お父さんが、亡くなった日、無事に葬儀を終えて

家に帰り、皆眠った時、

主人が、急に起きて、

「親父が来た…」と言って部屋から出ていってしまい

びっくりしてる私のこと等、気にせずに。。。



そして、階下で玄関のドアを開ける音がして、

しばらくして部屋に戻ってきた主人は、

「一度も来たことがないこの家を案内したよ

(娘に会ったり、野菜を届けてくれるのは違うところで会っていたので)

 子供の部屋も、リビングも、みんな、案内したよ

 そして、今、玄関で見送ってきた

 親父、帰る時に庭の花をずっと眺めて、

 きれいだねぇ… って言ってたよ」と


それからは、主人は、眠れないからと、隣の和室に

主人の行動に私は、驚いて、

日頃、まったくそういうことを信じていない人だったので

その行動は、ちょっと怖かったりして

布団をかぶってじっとしていたけど

何度も、何度も、ゆっくりと揺れるベットに

今、私がこうして寝ていてはいけないのだと察して、起きて和室に行くと

和室のソファに腰掛けた主人は、

「悲しくもないのに、涙が溢れてとまらない…」と

何度も何度も涙をぬぐっていて

それから、なんだか

二人で腰掛けて… ぼんやりと明け方まで過ごして





翌日、親戚のおじさんからの電話で驚いた

「そちらに親父さん、行った?」

「お前の親父さん、息子のお前に謝りたいって言ってきたから

 自分で謝りに行ったら?っていっといた」

主人が、昨夜の出来事を話すと、

「その涙は、親父さんの涙だな…

 心の底から、親父さんのこと許してやってくれ

 そうしないと親父さんが、いつまでもとどまってしまうから… 」



私の知ってるお義父さんは、すごく温かい人でした

毎週、孫(私の娘)に会うために、2時間電車を乗り継いできてくれて

娘に本やおもちゃを渡し、少し話をすると(時間にしたら15分ぐらい?)

また、2時間かかって帰っていかれる

娘が、イチゴが好きだと言うと、畑はいちご畑と化し、

イチゴ狩りにおいでと呼んでくれる

英語も得意、ハーモニカ演奏も上手、素敵なお義父さんでした



赤い玉ねぎを食べながら、いろいろな思いが巡ったけれど

思い出されるのは、にこにこしたお義父さんの顔ばかり

思い出しては、また、涙でうるうるの私



昨日、読んでた本にたまたま

「霊魂」や「死後の世界」など、科学的に証明できないものは、

 認められない、なかったことにされてしまうのは、どうなんだろうと

あったけれど…



私は、自分の感じたことをそのまま、私自身が信じていればそれでいい

温かい思いに触れることができることは、幸せだと思う





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27歳の誕生日

仕事を少し早めにきりあげて、帰りにケーキを買って帰りました

たくさん並んだケーキを眺めてどれにしようかと迷いながら

チョコケーキ、これは好きだったからぜったいはずせないとか

これもぜったい好きだよねとか

もう、小さな子供じゃあるまいしね…(汗)

家に帰ると娘が来ていて

私の早い帰宅に驚いた主人が、なにどうしたの?と

ケーキを出してお供えすると

「あぁぁ…誕生日だよね」と

「知ってた?」と娘が聞くと即

「もちろん知ってるよ!!」と力強い返事が戻ってきたけれど、かなりあやしい

別に忘れてた~って言ってもいいのにと思うんだけどね

娘がしみじみと「○○も27歳なんだね」と

想像がつくようなつかないような27歳の息子

小さい時、ケーキにロウソクをつけてカメラを向けると

二人ともいつも超満面笑顔(笑い顔、目が線になるほど←変な表現)

見ているとつい思い出して私の顔までゆるんでしまう

tanjyoubi

お誕生日、おめでとう!

4年と9回目

毎日が、もう半端なく暑いです

出勤前、少し早い時間にお墓参りに出かけました

お盆という時期なので、あちらこちらのお墓で

お掃除したりお花を入れたりする姿をみかけます



少し遠いところで懐かしい人の後ろ姿をみかけ

傍に行って声をかけました

私が20代の頃お世話になった方です

振り返った時は、すごい驚いた顔でしばらく沈黙

ついこの間、ずっとあなたのことがなぜかしら思い浮かんできて

ずっと思っていて、そして、今

振り返ったらあなたがいたから…と言われました


当時、服飾関係の仕事をしてた私は、お世話になったこの方に

洋服を何枚も作ったことがあります

もう、30数年にもなるから、もう着られないのに捨てられなくてね

その洋服を見るたびにあなたを思い出すわと言われてびっくり

そうなふうに今も大切にして下さってるなんてと

なんだかとても嬉しい気持ちを頂きました



20代の私から、いっきに50代の私に出会ってしまったわけです

振り返れば、時の流れの早いこと。。。


この世でも、この世でなくても、

いろいろな繋がりの中で私は生かされているんだな…と感じながら

仕事にむかいました


暑い日でした

また、お盆のお休みに冷たいビール持ってくるねと

息子に話しかけて。。。

冷たいビール

お盆も今日まで。。。

今日は、冷たいビールを持ってお墓参りに行ってきました

お盆の初日、すごく久しぶりに金縛りにあって

(以前の私なら怖くて仕方がなかったのに、今は)

わくわくしてしまいました

誰かが、近くにきたのはわかったけれど

誰かな…と思ってるうちに金縛りがとれてしまいました

2日目は、お風呂に入ろうと洗面所にいたら、

玄関でガチャガチャと開ける音が…

きっと、飲みに出かけた主人が酔って

ドアの鍵がうまく開けられずにいるんだ、もう、ほんとに!と

玄関に行くと玄関ドアのガラス越しには誰の姿も写ってなくて

まさか外で倒れてるんじゃないよね… なんてことがあった

(もちろん、主人の帰宅はその2時間後…)


あ~あ、息子だったら嬉しいのになぁ… と。。。

そんな時、ドア開けるべきなのかな… 

いやいや、今は自由自在だもの大丈夫だよね… なんて

考えてることがまったく可笑しいけれど、

意外と私は真面目に考えてた

はたから見たら、まったく変ですけどね



そして、今日でお盆も最後だしと

保冷剤で包んだビールを持ってお墓参りに出かけた

暑い昼過ぎ、こんな時に飲む冷たいビールは美味しいよって

缶ビールをピシッと開けた瞬間、

急にわなわなと唇が震えて涙が溢れた


こんな冷たいビール、飲ませてやりたい

美味しいおつまみいっぱい作って食べさせてやりたい

そう思ったら… 涙がとまらない


急に私、どうしちゃったんだろう… と思うぐらいに

胸の奥の方がぎゅうっとなって。。。


車に戻ってもまだ、だめだ… 涙がとまらない

なのに私の中には

豪快に飲んで食べての息子の顔が楽しそうにめちゃ笑っているじゃないか


なんか久しぶりに泣けちゃったゎ。。。

横浜

明日は、お仕事をお休み頂いて私用?で横浜へ行きます

今まで、一人での遠出は苦手な私でしたが、

息子がいなくなってからは、平気になりました

息子も仲間とわいわいとあっちやこっちやとよく出かけていましたが

私と同じで一人で出掛けることは億劫のようでした

なんせ田舎育ちですからね・・・(笑)

小学校、中学校は、歩いて数分

高校は、自転車通学

大学は、原付

息子も交通機関を使って…には、縁遠かった??


ところが亡くなる1~2年前から、やたらと一人で

遠くへのライブに出かけるようになった

いくら大好きなライブに行くからといって、

急に一人で行く心境の変化は、なんだろう…と不思議だった

年に何度も。。。


今、思えば、どんな小さなことも

自分自身を変えるためのひとつの行動パターンだったのだな・・・


電車や新幹線を乗り継ぎ、窓から流れる風景を見ながら

この景色をどんなふうに眺めていたんだろう・・・ と

遠出をする時、いつもそう思う


そして、今の私には、この時間が自分を見つめ直すのに

とってもいい「時」でもあって、心が落ち着きます

大切な「時」です 

息子の顔

先週、とあることで絵を描きました

その絵の中には、小学生の息子がいます

絵は、恥ずかしいばかりの出来上がりですが… 

思いだけはたっぷり200%ぐらい入っています!



それから、数日後、ふっとその絵を見て気がついたんです

描いてる時は、何にも気がつかなかったのにね

それ以来、あの時の息子の顔がいつも鮮明に浮かんできて。。。




私の腕の中で、しっかりと私を見上げ

目は

瞬きもせず

その時のまつ毛さえも、瞳さえも、すべてが鮮明に思い出される


私はといえば…

会えた嬉しさに気持ちが先走り

あれも聞きたい、これも聞きたいの思いが私を混乱させて

なんとまあ… とんちんかんなことを聞いていた

今回、改めて、読みおこしてみて

そんなあたふたした様子の自分に気付く

あの時は、いっぱいいっぱいの私だったけど

あれから… もう、3年半にもなるんだね

(過去記事)

この手で抱きしめて


私の絵の中にいた青いTシャツを着た小学生の息子は

あの時の息子だった


時を経て、また、鮮明に思いだしたよ

 大きく頷いた時の仕草まで

   いつまでも、けっして忘れないから。。。



そして、この絵がきっかけで繋げてくれた新しい出会いに

 あたたかい思いをたくさんもらいました。。。



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