現実と夢の隙間

「感触」

前回ブログを更新して数日後、また「感触」に繋がる出来事がありました





不思議です 不思議な感じです





それは、現実と夢の間のわずかな隙間の中で起こっているそんな気がします

初めて経験したその出来事は、まだ中学生、高校生という10代の私でした

当時は、受け入れるというより「怖さ」が先に立っていた気がします

怖くて毎回、母親に話すんだけど、たぶん母親も怖いと思うらしく

そんな変な話はやめてとよく叱られて…しだいに話さなくなりました



身近な人が亡くなると必ず「現実と夢の隙間」に出てきてくれます



ひたすら可愛い甥っ子もそうです

わずか1歳 何度も何度も大きな手術に耐えたのに

それなのに… 両親が見守る中… 一筋の涙を流して

むこうの世界に行ってしまいました


当時高校生の私は、病院に何度も何度も足を運び… 

帰る時には、いつもいつも泣いてました



現実と夢の隙間…

夜… ちいちゃな赤ちゃんの泣き声と

私の左脇には、ぴったりと添い寝する赤ちゃんの感触が…

当時の私は、それが甥っ子だとわかっているのですが、初めての「感触」に

戸惑いと「怖さ」が…

父親である義理兄は、私の話を聞いて 羨ましいと言いました

俺のところにはこない… 出てきてくれればいいのに…と残念そうに言いました

それは、毎日毎日2週間以上も続いたのだけれど

その時の私は、「怖さ」が先にたって 

私の心はきっと閉じていたのかもしれないと思うのです


それからこの何十年 たびたび 現実と夢の隙間でいろいろなことに出会うけれど

やっぱり どこかに「怖さ」が消えなくて

布団をかぶって朝まで眠れずにいたことも何度か…


だけど

息子がむこうの世界にいってからは 

そんな「怖さ」などかけらもなくなってしまいました



数日前からずっと考えていました

「怖さ」が心から消えた時に見えてくるもの 感じるものがあるのではと


息子が亡くなってから起きた「現実と夢の隙間」の出来事

  *****

むこうの世界の様子を息子が話してくれたこと

  *****

娘の結婚式の2週間前 私の隣に寝ている娘の顔を大きな息子がそっと覗きこんで 

そして、にっこり笑って「おめでとう」って言ってくれたこと

娘と大喜びした後、その日が娘の誕生日で2度びっくりしたこと

  *****

月命日、朝早くお寺さんに来て頂くので 

携帯のアラーム、15分おきにかけておいたのに

全然起きられないでいたら…

私の目の前に顔を近づけて 

「母さん、携帯のアラームかけたんなら… ちゃんと起きな…」と

笑って起こしてくれたこと

  *****

部屋の模様替えをしたら、まじまじ眺めていて

私が、背後から名前を呼んだら…

びっくりした顔で 

「母さん… 俺が見えるの?」って嬉しそうに言ったこと

  *****

寂しい気持ちになると

「今日は、そばにいるよ」って、たくさん話をしていってくれること

  *****


現実と夢の隙間の出来事は、まだまだ数えきれない程たくさん







この何十年、私が、「怖さ」を手放していたら…

私は、あの時の甥っ子の気持ちも感じてあげれたのかもしれないのに… ごめんね

今になって、そんなふうに思えるようになりました



人からみれば、とっても変なことかもしれないけれど

私には、この「現実と夢の隙間」 とても大切です

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3年と3回目

1ヶ月は、早くてあっという間に月命日がやってきます

今日は、お仕事もお休みもらえました

日曜ということもあって久しぶりに主人と二人で、朝お寺さんのお経を頂き

お墓参りに出かけることができました

お天気はよくて気持ちのいい日でありますが…

たまに主人と一緒だとなんだか些細なことでぶつかり… 

さぞ、息子は呆れていることでしょう 

月日が流れて… 自分の中でこの現実を受け止めているような、ないような…

まだまだかな…

時々和室の鴨居のところにかけてある黒い枠の中におさまった息子の写真を見て

なんだかとても切ない気持ちに襲われますしね


でも、夢の中に出てくる息子は、最近、いつも笑顔で、それがほんとうに嬉しい



掲示板やコメント欄にもう書いてしまいましたが、娘の夢の話を残しておこうと思います

息子に関わることは、どんな小さなことでも記憶が確かなうちに(汗)残しておきたい!


 **********************

娘は、最近、ず~っと弟が夢に出てこないと言って、

私にいつも夢で会えていいなぁ~と羨ましがっておりました。

つわりが相変わらずひどくて、毎日半日出勤に加え、

たびたびお休みまでさせてもらっています。

そんなわけで仕事はどんどん溜まりまたそれがストレスになっているようでした。

ここ数日、娘の旦那様の仕事の都合で、我が家にお泊りしていた娘が…

朝、「久しぶりにリアルな夢見た~!」と喜んで起きてきました。

夢は、いつものふつうの二人の会話だったらしく

弟 「いつまでにその仕事すればいいの?手伝うよ。」と夢に登場したらしいのです。

姉 「いつまでに出来る?」

弟 「来週の月曜までには」

姉 「それは、昨日までに仕上げる仕事だから今日中にできる?」

    (久しぶりに会ったのに弟をめちゃ酷使してるゎ~ 笑 )

弟 「今日中・・・ 頑張るゎ・・・・・。。。。」 (汗)

そんな夢だったらしいのです


そして、その日の午後、仕事に行ったら

娘の机の上に書類が重ねて置いてあり、その上にメモで

「処理済みです」と。

 (上司が助けて下さったようで・・・)

娘は、なんだかつわりでしんどいのに心はルンルンして帰ってきました。

久しぶりに会った途端、

「めちゃ、俺使うし~!」って言ってるよねって

二人で大笑いしました。

でもね、ちゃんとその後、

4人で(私達夫婦と娘、息子)旅行に行ったんだよ~っていう夢の〆までありました。

 **********************

自分の残した言葉どおりに… 私たちのこと… ちゃんと見ていてくれてるんだね

娘も言ってたけれど、

夢の中でのふつうの会話は、

息子の存在を… 弟の存在を…

とてもとてもちかくに感じてさせてくれて心を温かくしてくれるよねって

ほんとにありがとう

 そして、いつもありがとう


深く沈んだ思い

朝、一時間かけての車での出勤途中

ああ…そういえば、

以前のように毎日毎日涙することがなくなったなぁ…なんて

急に運転しながらそう思った


私は、少しだけ強くなったのかなぁ

時が辛く悲しい思いを薄れさせてくれたのかなぁ

以前は

涙が溢れて前が見えなくなるし

拭いても拭いても涙が溢れてくるし

だから何度も何度も車を路肩によせて泣いたのに






そんなことを思っていたら急に

最後の日の出来事が浮かんできた

めちゃめちゃ明るいテンションで、

珍しく朝早くから起きてきて

冷凍庫からアイスを出し深い椅子にどっぷり座り

新聞を読みながらご飯を食べてる主人を何気に笑顔で茶化し

朝食の準備やお弁当を作ってる私の背後に来て笑顔でウロウロ

出勤前洗面所で化粧をしてる娘の後ろを笑顔でウロウロ


なのに次に会ったその日の夜には、もうこの世にはいない


私と主人と娘と3人で

大きな大きな体の息子をベットに寝かせた



あの朝の息子の笑顔…と

あの夜の涙の流れた跡が残る顔…と

その二つの顔が交錯しはじめ

途端に

どんなにどんなに歯を食いしばっても

涙が溢れ… 嗚咽が毀れてしまう






以前、私の心の表側でいつもざわざわと動き続けた辛く悲しい思いは

今はもう

私の心の深いところに静かに静かに沈んでる

だから、以前のようには毎日泣かない

でもひょいっと覗いたら… 

その思いは、消えてもいない薄れてもいないし


そして

何も気づかずにいた私の悔しい思いも一緒に残っている



でも、私は思う

辛い思いも悲しい思いも悔しい思いも

けっして忘れたいとは思わない

だってそれもすべて私だから これからもずっと




でも…なんだかね

久しぶりに泣いてしまいました
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