波紋

息子の一周忌が過ぎて…

大学の先生からお手紙が先日届きました。
その長い長い手紙のなかに先生の息子に対する深い思いが
込められていました。

当時「辞職」まで考えられたという先生の思いに、
息子の死が周囲に与えた辛く苦しい波紋を改めて考えさせられました。


この一年、一番身近な母である私が一番苦しく辛いなどと思い
周囲の人の思いまで見渡す余裕がなかった愚かな私でした。

でも…  一年が経ち、やっと少し周囲に目を向けることが
出来るようになりました。


皆会った時は、普通に少し笑って冗談まじりに会話をしてるのだけれど、
その笑った顔の奥に、辛くて悲しい思いを隠していたことを
今になって初めて知った気がして、ある意味打ちのめされた思いです。

友は友としての思い…
先生は先生としての思い…
隣人は隣人としての思い…


親の私が、今出来る事ってなんだろうって…



そんな周囲に投げかけてしまった波紋を
  少しでも緩やかに… 少しでも小さく… 
    出来れば、波紋が消えてしまうように…  


そうしなくては… と思いました。


空の上から、見てる? 
お母さんに力を下さい。
一緒に手伝って下さい。

あなたを大切に思ってくれる人達が
  心から笑っていられる様になるために。。。
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不思議な出来事

今日のお休みは、私の親友のKちゃんちへピアノレッスンの後に
慌ただしくお邪魔させて頂きました。

Kちゃんは、息子が亡くなってからというもの、私を心配して何度も何度も
足を運んでくれたひとりです。
そんな中Kちゃんの亡くなった次男君とうちの息子の誕生日が同じと
いうことが最近になってわかり… 
一度ちゃんとお参りしたいという思いがやっと今日叶いました。
ありがとう。。。

わんぱくな顔をした小学時代の写真… 
きりっと引き締まった顔でバイオリンを弾いてる時の写真…
たくさんの写真を見せてもらった中で私の目に焼きついた写真です。
なんだかとてもほのぼのとした思いをたくさんもらってKちゃんの家をでました。

帰り用事があって私の妹の家に寄りました。
そこで私の弟の話を聞きました。
弟は、今独立して仕事をしています。
先日、納期に追われた仕事をしていて、どうしても翌日9時までに
仕上げなくてならず夜どうし仕事をしていた時のこと。。。
深夜2時頃、お腹が空いたのでコンビニで軽食を買い食べたら、
眠気が襲いどうやら眠ってしまったらしいのです。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・

4時頃、「思い切り「バン!」って頭を叩かれて目が覚め…
辺りを見渡しても誰もいず… 夢かな… ?と思ったのだけれど
頭がヒリヒリして痛い…
周囲を見渡しても何かが落ちてきた形跡もない…

でも、おかげで目が覚めて、仕事にむかい… 納期の9時“10分前”に
出来上がりぎりぎりセーフだったそうです。

弟は、「バン!」って叩かれることが、今回が初めてではないらしく…
最近たまにあるとのこと。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ずっと昔…(?)まだ弟が小さい時、何もしないままこたつで眠ってしまい、
母に起こされてもなかなか起きずにいると…
母は思いっきり弟の頭を「バン!」って叩いて起こしていたらしいのです。


弟は、「頭の叩かれ方がその時と同じ感じなのでたぶんお母さんだと思う。」と。

兄弟の中で、一番の末っ子の弟は、いくつになっても母の一番気にかかるところ
です。きっと、はらはらして見ているのでしょうね、いつもいつも。

弟は、あの明け方バン!って頭叩かれて目が覚めたお陰で超ギリギリで仕事が
間に合った。この不思議な話をしておかなくては、とわざわざ妹に話しに
きたらしい。

お母さん、むこうの世界に行っても、
  こちらにいる時と同じでいつもいつも忙しくて、
           なかなかゆっくり出来ませんね。


お母さんが、もうひとついつも気にかけてることは、
 お父さんのことだよね。
        わかってるよ。
来週あたり、妹とお父さんを連れ出してどこかへ食事に行こうと計画中だからね。
少しは、安心してゆっくりして下さいね。



いろいろな偶然やいろいろと不思議な出来事。
心があったかくなるような出来事でした。



心温まる夢

前月と同様、月命日の前に、夢を見ました。

15年ほど前に亡くなった主人の母が、夢に出てきました。
そして、また小さな息子も。

義母は、私に子供のことは、私がちゃんと見るから大丈夫といいます。

私は、なんだか寂しい気持ちでいっぱいなのに…
義母にあずけて見てもらうしかない…
仕方がないよね… と自分に言い聞かせて立ち去る夢でした。

後ろ髪がひかれる思いでいっぱいで…
思わず後ろを振り返りました。。。

(息子が生前使っていたクッション枕、
ゲームがなんかで当たったとか言ってた
ピンク色ででか?いクッションなんですけど)

そのでかいクッションを小さな息子が両手で必死に抱えて、
見るからに自分の3倍はあるクッションをです。
ちゃっかりと危なげにトコトコと必死で私の後ろを着いて来ているのです。

何食わぬ顔で…。

それを見て私は、「もぉ?ついて来ちゃって?」って言ってるのですが
とっても嬉しくって。。。
そんな嬉しい気分いっぱいのところで目が覚めました。

目が覚めてからもでか?いクッションを持って必死についてくる姿の息子が
忘れることが出来ません。


むこうの世界には、息子のことが大好きなおばあちゃんが二人もいます。
きっといつも息子のことを見守っていてくれるに違いありません。

二人のおばあちゃんに感謝とともに
心温まる夢を見させてくれた息子?にありがとうです。

ビデオテープ

昨日の息子の月命日、
いつものように友人らが来てくれました。

先に来てくれた友人らは、高校時代有志で結成されたバスケ仲間です。
お参りをした後、確か試合のビデオテープがあるはず・・・ という話しが
皆の中から持ち上がり、皆で息子の部屋に行き探すことになりました。

そのビデオテープは一番手前に並べてあったので、すぐに見つかり、
皆は感激で、さっそくちゃんと保存されているか確認しようと
いうことになりました。

ビデオテープには、ちゃんと2試合分入っていました。

もう、皆、私も含めて懐かしくて、画面にくぎ付けです。
それぞれが、口々に、
「ナイス!」
「ナイスリバウンド!」
「ナイスプレー!」
と、言いながら時間が過ぎるのも忘れていました。

途中から、違うグループの友人らも加わって、
「この走り方だよな?」
「あいつの声だ?」
とか言ってるうちに、あっという間に2時間が過ぎました。


以前、遊びに行った時の動画も見たいという話しになり、
さらに皆でわいわい騒いで、笑いもいっぱいの月命日となりました。

皆、どうしてもこの動画がほしいという事になり
たくさんの枚数を作成する事になりました。

息子もそんな様子をみていたでしょうか?

賑やかな様子は、いつも息子がいる時のそのものでした。

今日になって、元気に走り回る息子の姿が私の中でぐるぐる巡り・・・
母は、やっぱり今更ながら、生きていてほしかった・・・ と、
涙があふれとまりません。


でも、友達ひとりひとりの思いが嬉しくて・・・
どんなに涙があふれても、
また、前を向いて生きていける「力」をたくさんもらいました。

皆、ありがとう!

ひとつひとつ

居間に置いてあるソファが少し傷んでいます。
これは、私が結婚した時のお嫁入り道具の一つですが、それを思えば
なんと長い間、使っていたことになるのでしょう。

市の粗大ごみに連絡してあったので明日引き取りにきてもらうことに
なりました。愛着いっぱいではありますが… きりがありません。

それと…
息子がなくなった時家で使っていたお布団です。
お寺さんには、もう一年前にこれは処分してくださいね。と言われていた
のに先延ばしにして… そうしたら、もう一年です。

それだけを処分することは、なんだか出来なくて、愛着のあったソファと
一緒にお別れします。

人から見たら、可笑しい話でしょうが、
お布団を出すのも、何かと一緒に…
お布団が寂しくないように…
な?んて、思ったりして私も仕方ない人ですね。

お布団を縛っている時、思わずお布団にもたれて顔をうずめてみました。
懐かしい匂いがかすかに残っているような。。。


時間がかかりますが、こうして「ひとつひとつ」私の心と一緒に
整理していかなくては…と思います。

娘の夢

一周忌が過ぎたというのに相変わらず私と娘は、1階の和室で
寝ています。仏壇の横には、笑った息子の写真があって
なかなかこの部屋以外で眠ることが出来ません。


深夜、お布団に入った時、娘が夢の話をしてくれました。

寝る前に、仏壇の前で話してみた…と。

「いつでもいいから、暇な時、時間があったら、夢に出てきて」って。

そしたら、即効その日の夢に出てきてくれたぁ。。。(嬉)

「これで2度目だよ。寝る前にお願いするとちゃんと出てきてくれる。」
すごく喜んでいます♪


「夢でどうしてた?」
 
なんてつい聞いてしまいます。とっても気になります。例え夢でも。

いつもと一緒だった。いろいろな話をして。。。
いなくなる前となんら変わりなかった。

そうかぁ…。いつもと一緒かぁ… いつもと一緒なんだ。

仏壇の横にある写真をずっと… 眺めて… 眠りました。



年末年始

この家に引っ越してきたのは、息子が1歳の頃。

息子が、2?3歳になった頃からでしょうか…

31日、除夜の鐘がテレビから流れる頃、私は2階の子供部屋に行きます。
2段ベッドの下に寝ている息子、上に寝ている娘に
「行くよぉ」って声をかけると、すぐさま、待ってましたとばかりに
起きてパジャマから服に着替えた子供達。

車で10分位のところにある神社へお参りに行くのです。
たくさんずらっと並んだ夜店でいろいろなものを買って、
または食べたり、おみくじを引いたりします。

子供達は、夜中のお出かけが嬉しくて寝る前には、
「お母さん、もう寝るね!ぜったい起こしてね!すぐ起きるから!」と…。

小学生、中学生、高校生、大学生、そして娘は社会人に、

子供部屋もそれぞれの部屋となり、私が起こすこともなくなりました。

でも、一度も欠かしたことがなかった我が家の恒例行事。

翌朝は、どんなに遅くなっても、皆で一緒にお節を食べることも恒例。

昨年、初めて、それは叶わぬこととなりました。

いつか子供たちも結婚してまた社会人となりこの家を出て行ったら、
それも出来なくなるなぁ…なんて思っていたけれど、こんな形で
迎えることになるとは。

昨年は、なんだかただひたすらに娘と黙々と掃除をしていました。
年が変わって新しい年が来ても、ただひたすらに掃除をしていました。

何かをしていないと心が崩れ落ちそうになりそうで。。。


息子の月命日よりも…
息子の一周忌よりも…

私にとっては、一人欠けた家族で迎える年末年始が一番辛い時期です。

今年もたぶん、お参りには行かないでしょう。
たぶんじゃない。皆でお参りは、もう卒業です。

お節は、今年もちゃんと作ります。
でも、おめでとう!って言って食べるのは、まだまだ。

情けないね。でも、ひとりでも欠けるととっても不自然すぎて。

20年も続けてきたこと、急には切り替えられないのよ。

心は、切り替えられないけれど、心配しないで、
     ちゃんと“笑って”新しい年を迎えるから。

知っての通り、変なところ、負けず嫌い!?だし… ね。
     



先生

やっと、今日から仕事もお休みを頂き、年末の家事に向け
活動開始しました。

そんな中、一周忌の時にお約束をしていた息子の先生とお会いする日
でもありました。

先生も前を向いて生きていくために、息子のことを自分なりに
一生懸命受け止めようとされています。
その姿に母として息子が投げかけたひとつの波紋の深さを
また改めて感じました。


先生が今日いらしたのは息子が残したものを是非読ませて欲しいという
ことでした。一年経って自分自身がやっとそのことにちゃんと向き合える
気がして… と。


私にすれば、もう一年も前に書いた息子のその時の思いと今の思いは違う気が
してならず私自身の方は逆にその申し出に躊躇していました。

昨夜、寝る前に息子にその旨を伝えました。
もし、駄目ならちゃんと伝えて欲しいと。


先生が見える30分ほど前、パソコンに残した文章をプリントアウトしようと
すると、文字が重なって読むことが不可能な状態でした。
それは何度チャレンジしても無理でした。約束の時間も迫りあたふたしている中、

それは、駄目だということ…? それが息子の返事?


そうなのかもしれないと諦めかけた時、画面の中の文字は普通に戻り、先生の
到着と同時にプリントアウト出来ました。

先生にお見せする前に何度も何度も念を押しました。

もし、むこうから息子がこちらを見ていたら…
その時と今とでは、きっと思いが違っているであろうことを。
(それは親の私の勝手な思いに過ぎないけれど、私には今の俺は
そうじゃないっていってる気がしてならなくて… )


その上で読んで欲しいとお願いしました。


先生は、読み終えて…
「まったく彼らしい… 」と泣いてみえました。


「彼は、夢とかには一度も出てきてくれません。
でも、お母さんにメールを入れている時に限って不思議なことが起きるんです。
その時、いつも彼だな…と思っています。」と。


先生は、
いつも厳しくしていた私の所には、夢にも出てきてくれません。
でも出てきたら、やっぱり、またいつも通り怒っちゃうでしょうね。

「怒るよ!ほんとうに!」と、笑って息子の写真に話しかけて帰られました。


「彼のお陰でいろいろ生徒との向き合い方が変わりました。」と
言って下さったことが、嬉しくまたなにかほっとした私でした。


でも今頃息子は、駄目っていったのに… って怒っているかな… 。ごめん。

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